このブログはプレミアムブログです。購読することで記事全文をすぐにご覧いただけます。
プロフィール
世に倦む日日
カレンダー
<
2024年3月
>
|
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
・ |
・ |
・ |
・ |
・ |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
31 |
・ |
・ |
・ |
・ |
・ |
・ |
2018-04-25 15:50:00
テーマ:
政治・経済
浅井基文のHPのコラムの中に、「中国による北朝鮮への核の傘」について考える上で興味深い情報がある。3年前、2015年8月20日の記事に、中国青年報に掲載された李敦球の文章が紹介されていて、そのタイトルが「条件付で朝鮮に『核の傘』を提供する可能性如何」というものだ。李敦球は中国における朝鮮半島情勢の専門家で、浅井基文の評価によれば第一人者なのだそうだ。ここ数年、環球時報などに活発に論考を寄せている。現在の肩書きは、国務院発展研究センター世界発展研究所朝鮮半島研究センター主任で、プロフィールには、吉林省延辺大学朝鮮問題研究所で修士、浙江大学韓国研究所で博士の学位を取得とある。国務院とは中国政府のことで、発展研究センターは政府系シンクタンクであり、世界発展研究所は外交部が管轄する研究機関だろう。社会科学院とは別に、あるいはクロスオーバーして、こういう政策アカデミーが動いている。この記事は、当時の韓国議会の国防委員長が、DCで開かれた国際セミナーの場で、中国は北朝鮮に核の傘を提供したらどうかという問題提起を発した事件があり、それに対して李敦球が論評したものだ。3年前からこういう議論がされていた。引用しよう。