昨日(1/30)、日比谷公園の野外音楽堂で開かれた「
普天間基地はいらない1・30全国集会」に参加してきた。日中は暖かかったが、会場はちょうどステージの屋根が陽射しを遮って影になる角度になり、コンクリートの座席の腰が冷え込んで寒かった。開始時刻である午後2時の5分前に
野音の門をくぐったが、門の周辺には、いわゆる左翼系の市民団体や政治組織がビラ配りにびっしりで、まるで大学の新勧運動の賑わいのようであり、掻き分けて中に入るのに一苦労させられた。会場に入ると、すでにほとんどの席が埋まり、側面や後方に立ち見客が溢れている状態だったが、よく見ればポツポツと空席はあり、私は会場の中央前方まで踏み込んで座れる席を見つけた。参加者は主催者発表で6千人になっている。だが、実際は4千人ほどだろうか。主催者の事務局が最後にこう言った。「プラカードを座席分の3700枚用意したが、それが全部捌けて、これほど大勢の立ち見がいるから、参加6千人を主催者発表にします」。都内の集会としては「久々の大規模」と主催関係者が語っている
記事がある。それは本当かもしれない。が、どの報道も書いていないことがある。それは、この集会が社民党系の労組が全国から動員をかけて開催した集会だったという事実だ。ネットで書かれているイメージとは違う。一般市民の参加はきわめて少なく、組合の運動員が中心の集会だった。