1/25の「(名護市長選結果を)斟酌する理由はない」の
発言について、当然、陳謝と撤回があるだろうと思っていたが、豈図らんや、平野博文は翌日1/26の会見で傲然と開き直り、普天間移設について地元の合意なしでも法的には可能などと
言い出した。つまり、国の強制執行で辺野古を埋め立てるという暗示である。平野博文の暴走が止まらない。私は、鳩山由紀夫が1/25中に平野博文を譴責して、1/26には陳謝をさせるだろうと楽観的に予想していた。しかし、この開き直り方を見ると、どうやら鳩山由紀夫は平野博文にわざと挑発的な暴言を吐かせて、5月決着の最終決定を辺野古案にする布石を打っている。要するに名護市長選の民意に対する政権側のカウンターの政治であり、沖縄県民に(民意拒絶の)本音のメッセージが発信されている。1/27のマスコミ報道に注目したが、テレビのワイドショーはフジを除いて無視を決め込み、TBSもテレ朝もこの重大事件を話題に取り上げなかった。TBSとテレ朝が平野博文の暴言の上塗りを問題にしなかった理由は、平野博文から官房機密費が流れているからである。みのもんたと三反園訓にカネが渡っている。三反園訓と平野博文の癒着については、すでに衆院選の時点で露骨にズブズブの状態で、私はその疑惑を
9/17の記事の中で書いていた。官房機密費はマスコミ対策に使うのである。