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映画『君の名は。』の魅力 - 村上春樹を思わせる物語、今の若者の心を代弁
お礼1
2016/09/28 18:23:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_16573532.jpg映画『君の名は。』を見てきた。きっかけは、9月20日の報ステの中で小川彩佳が絶賛するのに接したからで、これは見た方がいいかなと感じたからだった。通常、現在上映中の映画を、あれほどテレビの報道番組が激賞することはない。予期せぬ社会現象となり、若者の間で空前のブームが起きているため、報ステが特集して紹介したのに違いなかった。そこから4日後の9月23日、興行収入が封切4週目で100億円を突破したという快挙達成の報道があり、その夜、日テレのZEROでも特集が組まれ、映画に登場する各地がファンの間で「聖地」になっている状況が伝えられた。おそらく、NHKやTBSも続くことになるだろう。興行収入のグラフの伸びだけを見れば、勢いは『アナと雪の女王』を凌駕していて、驚異的な観客動員を短期で実現している。この映画のヒットが異色で画期的なのは、テレビなどマスコミでの宣伝をしておらず、上からのプロモーションがないのに若者の観客を爆発的な勢いで集めたことだ。若者層の共鳴はSNSで口コミで広がったと言われている。リピーターが多い。この事業の成功には脱帽させられる。作品が本物だからであり、若者の心をグリップしたということだ。
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しばき隊リンチ事件を整理する - 李信恵謝罪文の再検証、謝罪文と被害者M
お礼1 コメント1
2016/09/26 17:20:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_15255606.jpg李信恵はなぜ不起訴処分になったのか。この問題は、しばき隊リンチ事件の最大の謎である。LK、李信恵、Bの3人は、2015年10月29日に同時に書類送検されている。前回の記事で確認したとおり、事件直後の2015年1月19日に加害者側弁護士から送達された示談文書では、責任の順序は、①LK、②李信恵、③Bの並びになっていて、この順番での責任の重さが当事者間で共通認識になっていたことが分かる。事件の捜査で取調べを受けた容疑者は3人で、一緒に送検されており、すなわち明らかに集団による暴行傷害事件である。示談も3人で申し入れた。示談文書によれば、李信恵は「暴力に至る契機となった罵倒や胸ぐらをつかむ等の暴行を行った」とあり、集団での暴行の端緒を開いた事実を加害者側が認め、それゆえ責任が二番目に重いという位置になっている。したがって、もしも司法機関の裁定で、この3人の中で1人だけ刑事責任を免除される者が出るとすれば、順序に従えばBが該当しなくてはならない。そういう論理的想定になる。だが大阪地検は、2016年3月1日の略式命令で、李信恵を不起訴処分にし、LKとBを有罪罰金刑とした。責任の順序が入れ替わっている。①LK、②B、③李信恵の順番に変わってしまった。どうしてこのような責任順位の変化が生じたのか。
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しばき隊リンチ事件を整理する - 加害者側弁護士文書と責任の順序
お礼1 コメント1
2016/09/21 20:10:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_18524157.jpg事件は2014年12月17日の午前1時前に始まった。北新地のワインバーでしばき隊5人が飲食している席にMが電話で呼び出され、店内に入ると同時に李信恵に一撃を受けている。この場面については、ネットに30秒間の録音が上がっていて、Bらが李信恵と被害者との間に入って取りなしている緊迫した様子が分かる。Mは言葉を発しておらず、双方の間に会話は発生していない。その後、LKがMを店外に連れ出し、1時間にわたって60発の顔面殴打を続けるのだが、その残酷な状況については、高島弁護士がICレコーダーを書き起こして再現した。録音が40分を経過したときに、Mが店外から店内に連れ込まれ、そこで李信恵による「まぁ殺されるんやったら店の中入ったらいいんちゃう」の発言が出る。この経緯は、李信恵が謝罪文で書いている「事実」とは全く異なるものだ。その後、Mは再び店外に連れ出され、LKによる執拗な顔面殴打の後半戦が始まることになる。店外での暴行にはBも加わった。1時間60発の殴打は前半と後半に分かれており、インターバルの時間に店内で李信恵の言葉が発せられている。事件現場となった北新地のワインバーは、雑居ビルの1階にあり、通路を入った奥左に店舗がある。カウンターだけの狭い小さな店だ。午前2時、李信恵がワインの写真をTwに上げている。
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しばき隊リンチ事件を整理する - 5月の経過を証拠資料と共に振り返る
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2016/09/19 18:26:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_18001069.jpgしばき隊リンチ事件について整理を試みたい。大阪地裁で裁判が始まったが、疾風怒濤の日々だった5月から3か月も時間が経ったため、事件についての輪郭の把握がやや曖昧になっている。5月のネットでの喧騒のあと、7月に鹿砦社から一冊の本が出たが、残念ながら時系列的に事件を整理・要約した記事がなく、事件の概要を理解する上でいまひとつ不足感のある文献資料となっている。裁判の今後の進行をよく見守る見識的主体性を準備するためには、ここでもう一度、ネットに散在している事件の証拠資料を一つ一つ拾い上げ、吟味再読して頭に入れる必要があり、また、事件を時系列的にトレースして年表化する必要があると思われる。本来、その作業をして提示すべきだったのは原告側であり、裁判が始まる前に「決定版」となる資料の構成と提供を図るべきだった。誰もがそれを参照して、事件の概要を知る標準的なガイドブックとなる、決定版のドキュメントを作成するべきで、そのために必要な時間は十分にあったと思われるが、その取り組みがなかった。いつ誰が何をしてという5W1Hの経緯を連ねた簡潔な年表があり、事件に関係した人物相関図と個々のプロフィールがあり、その上で関係者から発信された証拠書類や音声テキストが参考添付されていれば、事件は分かりやすく一般に認識されるところとなっていただろう。
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しばき隊優勢の意外な序幕となったリンチ事件裁判 - 裁判分離の策略と攻勢
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2016/09/15 19:23:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_17385795.jpgしばき隊リンチ事件の裁判が大阪地裁で始まった。どんな裁判になるか注目していたが、被告側が用意周到に戦略を練って臨んでいて、冒頭の現時点では被告側が裁判の主導権を握った形勢にある。裁判の戦いの火蓋を切るに当たって、被告側は三つの戦略戦術を同時に打ってきた。第一は、9月8日付官報に公告された高島弁護士に対する新潟弁護士会による懲戒戒告処分の衝撃であり、第二は、9月10日に公表された辛淑玉のFBコメントであり、第三に、被告であるLKの所在不明に絡んだ裁判分離の仕掛けである。客観的に評価して、作戦として非常に綿密で大胆で秀逸だ。そして狡猾である。しばき隊らしいマヌーバー。しばき隊は裁判までの時間を無駄にせず、打てる手を考えて計略をめぐらし、八方策を尽くして必勝の態勢で裁判を迎えた。この戦略ミックスの投擲と被弾によってネットの界隈は動揺を起こし、被害者である原告側の勝利を確実視していた空気の雲行きが怪しくなっている。第一の懲戒戒告の件は、今のところ内容が掴めないので論じようがないが、処分と公告のタイミングを裁判直前に合わせてきたことは偶然とは考えにくく、神原元としばき隊を支援する司法関係者の法曹界での権力の大きさをまざまざと見せつけられた格好だ。示威としてこれ以上効果の大きな爆弾はない。
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党派性に埋没した辛淑玉 - 総括と裁定のステートメントだった辛淑玉文書
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2016/09/13 19:32:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_18435235.jpgしばき隊リンチ事件の第1回口頭弁論が大阪地裁で12日に行われ、その二日前の10日、裁判に合わせるように辛淑玉がFBで声明を発表した。その趣旨は、1年半前に自らが事件に関して書いた辛淑玉文書の所論の否定であり、辛淑玉文書を公開した私に対する非難であり、李信恵らリンチ事件加害者の擁護の強調となっている。2015年1月27日に発行した辛淑玉文書が7枚のページ数だったのに対して、今回は分量が少ない。何より中身がなく、李信恵の裁判を有利にしたいという戦術上の狙いだけが透けて見え、偏狭で内向きな党派性が丸出しになっている。前回の文書は誠実さが伝わって感動的だったが、今回のものはそれとはまさに対照的に落胆させられるもので、辛淑玉の言論人としての評価と信用を落とすものだ。残念である。最初に、私を念頭に置いて書かれたと見られる部分があり、それは悪意のある誹謗中傷なので、反論を加えておく必要があるだろう。こう書いている。「手紙がネットに流されました。それを有料のコラムで紹介した人もいると聞いて、私信をネットに流すだけでも非常識なのに、それで小銭を稼ぐという行為には耳を疑いました」。名前は上げてないが、これは私のことだ。名前を上げてないのは、その必要すらない無名の小物だからという認識と感情からだろう。つまり、侮蔑を示す意図からだ。
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フェイドアウトのディボース - 「駆けつけ警護」の修羅場を前の周到な破綻
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2016/09/07 19:41:00
テーマ: 未設定
c0315619_17542673.jpg「野党共闘」の破綻がどうやら現実のものになった。民進党の代表選に立候補した3人が口を揃えて共産党との連携について消極的な発言をしていて、そのことが繰り返しマスコミで大きく報道されている。「野党共闘」について3人の立場が共通しているのは、「理念や政策の一致が前提となる」という点であり、この意味を裏返せば、参院選と都知事選での共産党との選挙協力は理念・政策の一致を前提としていない野合だったという総括と反省になる。選挙が終われば、民進党がこうした主張を始めるのは自明の理だった。岡田克也が公約のとおりに改憲3分の2を阻止する結果を得ていれば、代表続投となっていただろうが、勝敗ラインを割って責任問題が浮上する以上、引責辞任せざるを得ず、そうなったときは「野党共闘」の継続が見直され、民進党のネイティブな政策路線への回帰が始まるのは当然の成り行きだった。客観的に見れば、この1年間の民進党(民主党)が本来の軌道から離れて左に寄っていたのであり、例外的な取り舵いっぱいの冒険的旋回をしていたと言える。左に寄って売り出した山尾志桜里が、ちゃっかり前原誠司の推薦人になって登壇した絵からも、そのことが確認できるだろう。
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予定どおり右回帰となった民進党代表選 - 「野党共闘」から離れる国民世論
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2016/09/05 18:58:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_16572935.jpg民進党の代表選挙が行われている。台風の災害の他に大きなニュースがないため、マスコミは毎日取り上げて報道しているが、特に盛り上がっているような様子がない。昨年の夏から長く続いた政治の季節が終わり、人は政治に倦み疲れているように見える。政治への関心から離れ、生活と政治との間の距離感を持とうとしているように見える。眼前で行われている民進党代表選の政策論議は、私が予想したとおりの展開となり、憲法改正と「野党共闘」の見直しが争点となった。立候補した3人は異口同音に憲法改正に前向きな姿勢を示し、衆院選での共産党との協力に消極的な立場を明言している。岡田克也がこの1年間言ってきたような、安倍政権の下での憲法改正に断固反対とか、自民党が憲法草案を撤回しないかぎり憲法審査会の審議には応じられないとか、そうした、護憲にウエイトを置いた左寄りの憲法論を言う候補者がいない。明らかに岡田克也のこれまでの路線から離れ、共産党との共闘から離れ、改憲に積極的な右向きの方向に変わっている。それは、民進党(民主党)という政党のネイティブな体質と軌道への回帰と言える。
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謙虚さと誠実さのないSEALDs - 政治敗北の反省なく国民に説教
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2016/08/31 19:10:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_17272234.jpg日経の最新の世論調査では、安倍内閣の支持率が62%に上昇している。2年ぶりに60%台を記録した。毎月の上下の変動はあるが、移動平均の直線にすると、昨年夏をボトムとして反転上昇し、その傾向が1年間持続したことが分かる。昨年7月末の日経の数字は38%だった。その1年間というのは、SEALDsが登場して野党連合の動きを進め、今年7月の参院選へと至った政治過程である。通常、日本の政治においては、若干の例外を除いて、政権は長期になればなるほど支持率を下落させてゆく。4年目の政権で60%の高さに戻すのは異例のことだ。今回の高い支持率は、リオ五輪閉会式で奇矯な演出をしてウケを取ったとか、そういう瞬間的な契機がもたらしたものではなく、まさしく去年夏からのリバウンドのエネルギーが作用している現象に他ならない。安保法をめぐる政治戦の国民的体験が、その後の政治の気分を逆流的に作っている。去年夏、日頃はあまり政治に関心を持たず、政治のニュースに首を突っ込むことをしない者が、身を乗り出して安保法の政治の渦中に入った。例えば、会社の同僚と昼飯を食ったり夜の居酒屋に行った席で、リスクを賭して、反安倍反安保の持論を切り出した者もいただろう。
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サンデーモーニングのSEALDs讃歌 - 脱力させられる英雄伝説化
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2016/08/29 18:26:00
テーマ: 未設定
c0315619_16065273.jpg朝日の大型連載でマスコミによるSEALDs礼賛企画も終わりかなと思っていたら、今度はTBSのサンデーモーニングが派手な大型花火を打ち上げた。昨日、8月28日の「風をよむ」で、SEALDs美化のプロパガンダを大々的に放送し、SEALDsの「偉大さ」をこれでもかと讃えて意義を強調した。放送終了後にネットで反響を見ると、例によって番組を叩く右翼のツイートが山のように発せられ、少数の左翼が擁護を言ういつものTLの光景があり、どうにも気分が悪く、後味が悪い思いをさせられる。28日にサンデーモーニングがSEALDsの美化を刷り込むということは、ひょっとしたら計画的なものだったかもしれない。否、15日に解散するという日程自体が、28日の宣伝放送を予定として組み込んだ可能性もあると、そういう推測に導かれてしまう。8月21日はリオ 五輪のため番組は最初から休みだった。8月30日は、例の国会前デモから1年の記念の日となる。左翼リベラルの側からのSEALDsの意義を顕彰する動きが予想され、28日のサンデーモーニングはその景気づけの助走路として仕込んだのかもしれない。1年前の運動を絶賛する言論を盛り上げ、安保法が成立した9月19日までそれを続け、同時並行で動いている民進党の代表選に影響を及ぼす思惑で。
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不毛な朝日新聞のSEALDs特集 - SEALDsの毀誉褒貶の構造
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2016/08/25 23:51:00
テーマ: 未設定
c0315619_17113196.jpg朝日新聞のSEALDs特集を切り抜いて保存することにした。証拠として残しておくためである。石松恒、藤原慎一の署名のある朝日政治部によるSEALD運動の総括が、果たしてどこまで減価償却に耐えられ、時間的に価値を維持できるか確認するためである。私の予想では、かなり早い時期にこの特集記事は意味を失って腐ってしまう。スターリン著の『ソ連共産党(ボ)小史』のような、評価が転覆して読むに耐えられない、陳腐でうしろめたい代物になり、後から検証の槍玉にあげられて指弾を受ける不面目な政治テキストとなるだろう。朝日新聞だけではないが、左系メディアによる判で押したようなSEALDsの偶像化は、歴史の捏造であり真実を隠蔽する政治工作である。異常な美化と称賛の散りばめであり、正確な実像を客観的にジャーナリズムしたものではない。本来、SEALDsの成り立ちについては、2012年のTAZに触れないわけにはいかないはずで、Wikiにも情報が出ているのだが、朝日の特集ではきれいにオミットされている。しばき隊との関係性を跡づける事実がマスクされている。昨年、SEALDsの紹介本として7万部を売った河出書房新社の『高橋源一郎xSEALDs民主主義ってなんだ』には、TAZの件が登場する。

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SEALDsの偶像崇拝と左翼のカルト化 - しばき隊に叩かれた朝日新聞 編集 | 削除
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2016/08/23 17:46:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_15263512.jpg朝日新聞によるSEALDsの神話化と偶像化が進む中、先週、興味深い事件が起きた。朝日新聞が企画して発信している「朝日新聞x18歳19歳」というツイッターで、SEALDs解散について一般の意見を募集し、DMで受け付けて公開に及んだところ、SEALDsに対して批判的な意見が多く、即座にしばき隊から猛烈なバッシングが入り、企画の中止に追い込まれたのだ。このアカウントは「18歳、19歳を中心とした若者の声を集め、みんなで一緒に考える『Voice1819』プロジェクト。朝日新聞の記者が新聞を飛び出し、慣れない中でサイトを運営しています」と説明書きがある。朝日新聞として、SEALDs解散の機会に、なるべく若い世代の声を集め、それを伝えようと試みたのだろう。企画を始めたすぐの時点では、SEALDsを評価する声が上がっている。が、すぐに批判的な声の方が多くなった。8月17日の投稿にこうある。「実際に現場に行って間近で活動を見たことがあるものです。若者の活動を謳っているのに高齢の方のほうがむしろ多く、やっていることも主義主張も安保闘争の焼き直しの感が否めなかったことが印象に残っています」。

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朝日新聞によるSEALDsの神話作り - 敗北を勝利に置き換えるプロパガンダ
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2016/08/18 16:59:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_16533925.jpg8月15日にSEALDsが解散し、それに合わせて朝日新聞がSEALDsを大きく紙面で取り上げている。昨日17日には社説が上がり、解散会見の記事が2面に出ていて、今日18日からは9日連続で4面で特集を組むとある。ずいぶん熱の入った派手な騒ぎ方だ。昨年夏の登場より、朝日は一貫してSEALDsを応援してきたから、ここで奮発して美化の花火を打ち上げるのは当然の成り行きかもしれない。朝日はSEALDs運動を仕掛け、そして担った主力の一員だった。去年までの論壇時評の主筆は高橋源一郎で、今年からは小熊英二が引き継いでいる。しばき隊とSEALDsにコミットして宣伝し続け、彼らの運動に一般大衆を吸引してきたメディアとして、朝日(新聞とテレビ)以上に力のあった機関は他にない。朝日新聞の存在がなければ、SEALDsは今のような地位や評価は得てないだろう。だが、そのことは逆に言えば、SEALDsへの朝日の評価は完全に身内へのお手盛りで、本質的に自画自賛であり、親が子を親バカで褒めているのと同類のものだと断言できる。朝日が自らがやってきたことの意義の強調であり、成果の称揚であり、自己正当化である。SEALDsを神話化し伝説化するプロパガンダに熱中している。

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生前退位のウィニングストラテジー - 年内結論、来年法制化、再来年退位
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2016/08/16 16:50:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_1515366.jpg天皇陛下の「お気持ち表明」のあと、マスコミ各社から世論調査の結果が発表されている。日経の数字では、生前退位を認めるべきが89%、認めるべきでないが4%となった。また、恒久的に生前退位を認めるべく制度化すべきだが76%、今の天皇に限って認めるべきだが18%とななっている。さらに、女性・女系天皇や女性宮家を検討すべきが58%、天皇の「お気持ち表明」について憲法上問題があるとは思わないが83%という結果が示されていて、質問の設計と回答とも、この問題についての日経のリベラル性が反映された報道内容となっている。一方、読売の世論調査を見てみると、93%が「お気持ち表明」を「良かった」と評価し、法制度の「改正を急ぐべきだ」が60%となっている。読売は日経と逆で、皇室典範の改正に反対な安倍政権の意向を滲ませた論調の記事になっているが、世論調査の回答が編集部の意向を裏切っていることがよく分かる。いずれにせよ、8日のビデオメッセージの後、国民世論は圧倒的に生前退位を支持する方向に出て、生前退位実現の制度改定は必至の情勢となった。予想どおりの反響と進行であり、天皇陛下の決断と挑戦は見事に成功した。
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辺見庸の「お気持ち表明」批判 - 象徴と内在、国民統合と国民の総意
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2016/08/10 19:11:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_16375235.jpg辺見庸が天皇陛下のお気持ち表明に対して反応し、辛辣な批判をブログで加えている。昨日(8/9)の記事でこう書いている。「ポイントは『日本の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社会に内在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています』にあるのである。朕らはもはや象徴ではなひのだ」。この一節を読んで、中学3年の公民で教師が憲法1条の象徴天皇制をどう説明したかを思い出した。たしか、象徴とはバッジのようなものです、皆さんの学生服の襟につけている徽章と同じです、それぞれの国にはバッジがあり、日本の国のバッジが天皇です、という説明だったような記憶がある。そして、その後、象徴は元首ではないという話が続き、日本国憲法で天皇が元首ではなく象徴とされた意義が強調されていた。今は学校教育でどう教えているか不明だが、この原点に立ち帰れば、辺見庸の問題提起は有意味なもので本質を射抜いていると言えなくもない。憲法1条の象徴の意味は、このようにきわめて無機質的なニュアンスで説明され、純機能的な看板のようなイメージで生徒に理解が導かれる概念だった。学校教育での象徴の意味がこうだったとすれば、辺見庸の批判のとおり、天皇陛下の「社会に内在」の論は則を超えた逸脱かもしれない。
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生前退位のお気持ちの表明 - 象徴天皇制の理念の見事な説明と説得
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2016/08/09 19:04:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_16483788.jpg予告されていた生前退位のお気持ち表明が、昨日(8/8)、つつがなく行われて安堵している。今日(8/9)の朝日新聞を読むと、文案作成の最初の段階では、より強い調子で退位の意向が盛り込まれていたとある。官邸との事前調整が図られた結果、抑制された表現になった。朝日の記者たちには宮内庁を通じて内々に知らされているのだろうが、オリジナルの原稿を読んでみたいものだ。控え目な表現になったとはいえ、言葉は正面から直接に国民にメッセージを発するものになっていて、論旨はわかりやすく、意味が曖昧にならないように工夫されていた。生前退位の希望を言い、その理由と必要を説き、そのためには皇室制度の改定が必要であることを伝え、国民に願いを叶えて欲しいと訴えていた。期待していたとおりの言葉であり、感動して聴き入った。テレビの前の人々は、私も含めて、あらためて一人一人が憲法に書かれた国民であることを再認識し、日本国の主権者であることを自覚したことだろう。天皇陛下にお願いをされる立場なのだ。地べたに這いつくばって生きている一人一人の衆生は、しかし、形式上は国家を舵取りする主体的人格である国民なのである。フィクションとしての国民主権。その社会科学的真実を、不思議な感覚とともに、昨日ほど強く思い知った体験はあるまい。
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小池旋風と劇場型選挙の教訓 - 安倍政権打倒はリベラル新党しかない
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2016/08/03 16:50:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_1538493.jpg小池百合子が圧勝した今回の都知事選、鳥越俊太郎が大敗したことだけに注目すると悲観的な感想や総括しか出て来ないが、見方を変えれば、そこに大きな可能性があることに気づく。正直なところ、都知事選の結果は私を楽観的な気分にさせた。そこに発見し、確信したのは、私が従来からしつこく訴えているところの「永田町の外からの新党で受け皿を作るしかない」という主張の正しさだ。小池百合子はなぜ圧勝したのか。自民・公明の支援を受けなかったからである。政党組織と対決する劇場型の構図に持ち込んだからだ。鳥越俊太郎はなぜ惨敗したのか、理由は幾つかあるが、既成政党の支援を受けた出馬と運動であり、無党派層の支持を集められなかった点が大きい。本来、知名度の高さで無党派の票を集めて勝つべき鳥越俊太郎が、無党派の票の取り込みに失敗した。選挙戦では、野党の幹部が常に選挙カーの上に立ち、政党系の団体や集団が街頭でもネットでも活発に動き、無色透明の無党派市民が運動に参加して後押しする度合いはきわめて小さかった。朝日の調査では、無党派層の51%が小池百合子に投票し、民進支持層の28%、共産支持層の19%が小池百合子に投票している。

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都知事選での鳥越俊太郎の大敗 - 1年で終焉へと向かう「野党共闘」
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2016/08/01 18:48:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_1784546.jpg都知事選の開票結果の集計を見ると、小池百合子が291万票、増田寛也が179万票、鳥越俊太郎が134万票となっている。保守分裂選挙でありながら、野党統一候補で反安倍の鳥越俊太郎は次点につけることもできず大差で敗れた。保守vs野党の票で見ると、470万票vs134万票というとんでもない差になっている。3週間前の参院選での東京選挙区の得票では、保守vs野党は287万票vs265万票のイーブンだった。組織票と呼ばれる民進や共産の固定票も切り崩され、無党派の票の過半数が小池百合子に持って行かれ、正視できないほどの惨敗となった。そして、ほぼ事前のマスコミの情勢調査どおりの結果となった。安倍晋三は笑いが止まらないだろう。この都知事選の意味を総括する上で重要なのは、鳥越俊太郎が出馬表明したときの訴えが民意で否定されたという現実だ。7月10日の参院選の結果に強い危機感を覚えたこと、憲法が変えられようとしていること、戦争が近づいていることに焦燥し、都知事選出馬を決断したことが12日の会見で語られ、テレビ報道で大きくクローズアップされた。その直後、公示日前後のある調査では、鳥越俊太郎は小池百合子を抜いてトップに躍り出ている。

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動機としての障害者抹殺と安楽死政策 - ナチスの優生思想との類似性
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2016/07/28 19:29:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_16513854.jpg昨日(7/27)の朝日の朝刊1面に載っていた障害者団体の声明が、代表の映像とともに夜の報道番組で放送された。報ステは全文を丁寧に紹介、局の意思がこの障害者団体のメッセージと同じであることを視聴者に伝えた。ようやく、わずかながら、マスコミ報道が正常な倫理観を取り戻し、事件に対する正しい対応と反撃が一つ出たようで安堵を覚える。宮中の両陛下も同じだろう。だが、マスコミ報道には不満がある。政府の対応はとても納得できない。抵抗できない重度の障害者が、動物が屠殺されるように、片っ端からナイフで首を着られ胸を突かれ、命を奪われて行ったという事実が、どれだけ酷(むご)く恐ろしいことか。起きた現実に対して、この国の反応はあまりにも小さく無神経すぎる。テレビの報道時間が短すぎる。ワイドショーのネタ扱いだ。リオ五輪や米国大統領選と並ぶ話題の一つの扱いが続いていて、起きた現実の大きさと報道の小ささの不釣り合いに愕然とさせられる。規模において戦後最大の凶悪事件で、しかも重度障害者が標的にされて犠牲になる痛ましい惨劇で、悪魔の所業が世界を震撼させているのに、テレビのニュースとワイドショーは同じルーズな日常が続いていて、毎度の進行の中に事件報道が小さく組み込まれて処理されている。

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重度障害者を19人も非道に殺害した動機 - 7月26日夜のテレビと皇居
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2016/07/27 17:38:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_15111023.jpg相模原の福祉施設で重度障害者19人が殺害された事件。犯行の動機は何かとテレビの人間は言いつつ、動機とは無関係な、子どもの頃は明るかったという近所の者の証言や、教師をめざして教育実習をしたなどという経歴をしつこく繰り返し報告している。「動機は何だったのでしょうか」という問いのフレーズは、視聴者に答えの説明を期待させて番組に繋ぎ止める巧妙な口上で、要するに視聴率を稼ぐための釣りの毛鉤だ。昨夜(7/26)のテレビ報道を見て、犯人の動機が番組からよく解説されたと納得した者は少ないだろう。テレビで喋る者たちは、目的とする視聴率稼ぎを果たした後で、ペロッと舌を出すように、「警察による動機の解明が待たれます」などと言ってCMに逃げていた。いつもの詐欺的な手口に呆れ果てる。テレビや新聞が、どこかの心理学者や専門家を引っ張ってきて見当外れな駄弁を弄させなくても、犯人の動機は十分に説明されている。本人が大島理森に提出した手紙が、動機の核心を記した告白文書そのものだ。犯行の目的と方法が綴られ、犯行を正当化する身勝手な「大義」が書かれ、ほとんど完全な犯行予告となっている。これ以上、動機解明の証拠となるものはなく、動機の報道についてマスコミも警察も回り道をする必要はない。

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世に倦む日日
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